千葉県には県立の博物館や美術館があり、さまざまな物が展示されイベントなども行なわれています。

千葉市にある「千葉県立中央博物館」は、千葉県の大部分である「房総の自然と人間」をテーマにしている博物館です。
館内には「房総の地学展示室」、「房総の生物展示室」、「房総の歴史展示室」などがあり、房総半島の成り立ちや房総半島に生息する生物、先土器時代からの房総半島の歴史などを展示しています。
千葉県周辺の海を紹介する「海洋展示室」や「体験学習室」などがあり、他にもテーマに沿った企画展なども開かれています。

「千葉県立美術館」は、地元にゆかりのある美術資料を収集し保管、展示している美術館です。
コレクションされているのは、石井林響の日本画や石井忠の洋画、香取秀真や津田信夫の工芸品、高澤南総の書など千葉県に生まれた人物や育った人物の作品を中心にコレクションされています。
美術館では、誰でも応募して参加することができる陶芸講座や篆刻講座などの実技講座も開かれていて、美術品の収集や展示だけではない働きもしています。

県立の博物館や美術館では千葉県の歴史や芸術などが分かるようになっており、地元のことを深く理解するためには訪れておきたい施設といえるでしょう。